ミニマムな財布「Slice(スライス)」を買う
◎鍵を入れられる新しい財布を探す
これまで使っていた財布がものすごく古くなり、中の仕切り布が切れて、財布の中でコインが違うスペースに勝手に移動してしまうようになりました。
そのため、この数年間ずっと新しい財布を探していました。希望に合うものであれば、値段はいくらでもOKとしていました。
しかし、今の時点では究極といえる財布を見つけることができました!
探していた財布には少し条件があって、そのためなかなか見つからなかったのです。
その条件は、ジーンズのポケットや上着のポケットに入れたいので、できる限り小さくコンパクトなもの。もともと、自宅用にはイタリアンレザーの薄めの二つ折り財布を使っていたので、同じようにコンパクトなものがよい。
紙幣はもちろん、コインを入れるところがあること。そして、コインを入れるところは、チャックではなく、折り紙がバカっと開くようなタイプが希望。あれはなんていうのでしょう。
当然、カードの収納場所もほしいところです。ただしカードは、せいぜい3〜4枚しか持ち歩かないので、そんなにたくさんの場所はいりません。
そして、結構大事なのが、家の鍵を入れる場所があることです。
コンパクトなものなのがいいので、基本的には二つ折り財布になると思い、このタイプをずっと探していました。
でも、コインを入れるところがホックだったりチャックだったりするものがほとんどで、希望のものにはまったく出逢えませんでした。
そこで、発想を変えて、二つ折りはやめ、チャックで締めるコンパクトタイプを探すことにしました。
すると結構あります。ミニマムなタイプがはやってきたこともあってか、いくつか候補がありました。
その中から選んだのが「Slice(スライス)/鍵ポケットつきコンパクト財布」です。
◎超十分な収納力!
この「Slice(スライス)/鍵ポケットつきコンパクト財布」は、どうもクラウドファンディングで最初は作られたようです。購入したのは、その改良型です。
外観はこんな感じです。
レザー製で、栃木レザーを使っているようです。色はキャメルにしました。
チャックが二方向にしかなく、全部をガバッと開けることはできません。その点ラウンド型の財布とは違います。ただ、これだけしか開かないことがいろいろなメリットになっています。
サイズは縦約95ミリ、横約100ミリ、厚さは18ミリくらいです。
まずは開いてみましょう。両サイドにカード入れがあるのがわかります。
右側に3枚、左側にはカードが1枚入ります。左側の下のほうは、真ん中が縦に仕切られていて、カードは入りません。上から見た写真はこれです。
真ん中に三角形のスリットがあります。ここがコイン入れです。
入れてみるとこんな感じになります。フタはありません。でもチャックで上が閉じられているので出てしまうことはないです。これは合理的です。ただこのように幅がないので、それほど多くのコインはいれられないでしょうね。
もともとの希望である、ガバッと開くタイプではありませんが、これはこれで中が見えるし、使いやすそうです。
下の写真に入っているのは500円玉1枚、100円玉1枚、10円玉3枚の計5枚、630円です。まあ十分とは言えます。このくらいなら、まったく問題ありません。
後ろから見ると、ジャバラのように広がるようになっていることがわかります。最初に作られたものは、ここが開かない作りになっていたようです。でも、改良されて、広がるようになってコインの出し入れが楽になり、使い勝手が良くなっているようです。
次に、カードを入れてみます。余裕ですね。
よく見ると、真ん中のコイン入れの下にスキマが空いています。
ここを使って紙幣を入れるようになっています。入れてみるとこんな感じです。少しだけコツはいりますが、すぐに慣れます。これもかなり合理的ですね。紙幣やコインの現金を持ち歩くことが少なくなっているので、これで十分です。
さらに、カード入れを使わなくても紙幣の横にカードを入れておくことができます。ここに3枚くらいなら入れておくことができます。ですので、トータル7〜8枚のカードを持ちあるくことができそうです。
◎鍵も入れておける
さて、コイン入れとともに重視していた鍵の収納もバッチリです。左側に縦に深いスリットがあるので、そこに入れておきます。2カ所あるので、必要なら2本は入れられます。
でも、私は1本でOKなので、奥のほうに鍵を入れ、手前には小さなお守りをいれています。後ろのスリットは少し深いので、免許証を入れることにしました。
これなら長年探していた希望にバッチリ合います。いい買い物でした。
◎ズボンのポケットに入れるときは注意
最後に、私はジーンズの後ろポケットに入れて使うことが多いので、そのときの注意点を。
真ん中に小銭入れが、少し浮いた形でしつらえてあります。そのため、後ろポケットに入れたままイスに座ったりしていると、その部分に跡がついてしまいます。
実際には、財布を開いたとき、向かって左側のスリットは一番下までカードが入るので、そのカードがガードになってあとがついたりしません。しかし、右側のカード入れは下まで入らないので、そっち側にだけ跡がつくことになります。財布の下部に線がついていますね。もっとも、これも味といえるのですが。
このラインがつくのをできるだけ避けるためには、先ほどあげた下の写真のように、カード入れの外(紙幣の横)にカードを入れておくことをお勧めします。このカードがガードになって、跡がつきにくくなります。そんなに神経質になることではないのですけど。
もし可能であれば、右側のカード入れの一番下だけは、下まで入るようにしてもらえると完璧になると思います。
とはいっても、すごく気に入っています。作っていただき、ありがとうございました!
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