ダイロンという染料を使ってジャケットを紺色に染める

お買い物

◎ネイビーブルーのダイロンを購入

数年前に、近くのショッピングモールで行われた閉店セールで購入したジャケットの色が焼けて褪せてきました。裏地もないシンプルなジャケットなのに、意外に生地の厚みがあって、気に入っていました。

紺色なので、色が褪せてくるのは避けられないのですが、もう少し着られないかと模索していました。

色の褪せ方は、こんな感じです。

よくわからないので、背中のベント(スリット)部分の、とくに色が褪せているところを拡大してみます。

けっこう色が抜けていますね。

要は、紺色に染められればいいのです。しかし、専門店に依頼するとかなりのお値段になります。もともとが半額セールで買ったものなので、実は激安ジャケットです。なので、染色に高額を出す気持ちにはなりません。

そこで見つけたのが、「ダイロン」というイギリスの染料です。ネット上にもコートを黒く染めてみました、といっ記事が見られます。染められる材料は、綿、麻、レーヨンとのこと。ポリエステル、アクリル、ナイロンは染まらないようです。

私のジャケットは、綿60%、ポリエステル40%と微妙なラインです。まあ、6割染まれば見た感じは変わるであろう、とネイビーブルーのダイロン2つとカラーストップ(色止め剤)のセットを購入しました。送料を入れて1850円でした。

それに百均でゴム手袋を買いました。塩も、1袋で250g使うようです。驚きの量です!

◎ダイロンで実際に染めてみる!

ジャケットはまあまあサイズが大きいので、バケツには入らなそうです。

そこで、Amazonの段ボール箱とビニール袋を使って染めることにしました。

Amazonの箱にシュレッダーのゴミ用のビニール服ををかぶせ、そこに染色剤のダイロンを投入します。40度のお湯を作るのが結構大変でした。しかも染料だからどこかに付かないかなど、なかなか緊張します。

最初は、ダイニングでやろうと思っていましたが、危険すぎるので、風呂場に移動しました。

まず最初に染料を洗面器で溶かします。
1袋を500mlのお湯(40度)で溶かすとなっているため、1リットルのお湯を使います。

1袋で6リットルのお湯を使います。2袋使うため12リットルです。この12リットルのお湯に500gの塩を入れ、染料を入れてよく混ぜます。

ここにジャケットを投入!

15分間しっかり混ぜるそうです。温度が高いので、汗だくになります。15分は意外に長いですね。

そのあと、45分つけこみ、時々かきまぜる、ということらしい。5分タイマーをかけて、5分ごとにかきまぜました。でも15分間混ぜ続けるより全然楽です。

おわったら、ジャケットを取り出してすすぎ、染料の入った水を少しずつお風呂場に流しました。

ダンボール箱でのすすぎがかなりきれいになったら、洗濯機ですすぎと脱水。これでやっと完了です。
15時に始めて、17時半に終わりました。2時間半ならまあまあでしょうか。

◎結果は…かなり使えます

外に干して、乾きました。

いい感じに染められたようです。あとは、色が落ちなければいいのだけど、どうなのだろうか。

後ろのベント部分もかなり色が濃く染まりました。コットン部分の60%しか染まらないので、このくらい染まれば十分です。

今度は、短パンを染めてみたい。

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